
NEWS
ユネスコ無形文化遺産登録決定

2019年12月、インドネシアの”プンチャック・シラットの伝統”がユネスコ無形文化遺産に登録されました。
関係者の皆様に敬意を表するとともに、お喜びを申し上げます。
祖先から受け継がれてきたプンチャック・シラットは、護身術のみならず、立派な人間になるべき教育・精神面、芸術的要素・演武を含んだ文化です。
登録活動の第一人者であり、パリのユネスコ本部でもシラット演武を披露した、アセップ・グルワワン先生。
私どもの流派でも、日本での講習会開催、雑誌掲載、そして展示会を企画し、微力ながら応援させていただいていたので、今回の登録決定は嬉しい限りです。

映画 ジョン・ウィック パラべラムにシラット参戦!
キアヌ・リーブス扮するジョン・ウィック VS シラットアクション俳優のチェチェップ・アリフ・ラフマンとヤヤン・ルヒアン。ガラスの部屋でのシラットがさく裂した、クライマックスシーンは必見!
インドネシアでのプレミア試写会では、チェチェップ氏、ヤヤン氏にイコ・ウワイス氏も来場。
その様子は、Blogでチェック!
また、この映画に出演した同流派のチェチェップ氏、ユネスコ無形文化遺産登録の第一人者であるアセップ氏、日本支部代表の浅見、をモデルとした写真・映像展を開催し、盛況にて終了いたしました。こちらについてもBlogでどうぞ。
注:チェチェップ・アリフ・ラフマン(Cecep Arif Rahman)がセセプ・アリフ・ラーマンとの日本語表記もありますが、ここでは本来の読みで記載しています。
デザインフェスタに参加しました!
@東京ビックサイト
2022年5月22日(日)
デザインフェスタvol.55に参加させていただきました。
東京ビックサイトという広い会場で、年齢、国籍、ジャンル、スタイルを問わずに集まった1万人以上のアーティストが参加するイベント。今回は2回目の参加でした。
相変わらず、たくさんの個性光る物品コーナーと、パフォーマンス、ステージエリア。
到着するとワクワクとドキドキが止まりません!
今回のパンリプールのパフォーマンスでは、扇、カランビット、スティック、刀といった武器を使用し、ガンダ(二人演武)ではアクション風にスーツで演武してみました。
前回以上にたくさんのお客さんが観に来てくださり、緊張もありつつ楽しく演武することができました。
皆さんにも楽しんでいただけてたら嬉しいです。
演武の様子はこちらより。
ガンダ:
https://twitter.com/panglipurjapan/status/1529455710832332800?s=20&t=hHHgdAIt--0grxDVD9z1uQ
扇:
https://twitter.com/panglipurjapan/status/1531609109745012736?s=20&t=hHHgdAIt--0grxDVD9z1uQ
刀:
https://twitter.com/panglipurjapan/status/1530073928647213056?s=20&t=hHHgdAIt--0grxDVD9z1uQ
カランビット、スティック(三人演武):
そして!2022年11月20日(日)のデザフェスvol.56に参加が決定しました!
詳細が決まりましたら、Twitterにてお知らせさせていただきます。
よろしければ、Twitterフォローお願いします。
https://twitter.com/panglipurjapan
ー シラットとは ー
正式名称をプンチャック・シラットといいます。
インドネシアをはじめとしたマレー民族の間で発展してきた、約1000年の歴史を持つといわれている武術です。
地域、民族または父子相伝で伝承されてきたところも多く、その流派は数百ともいわれています。
プンチャック・シラットには、4つの要素のすべて、またはいくつかが含まれています。
1.護身術
2.演武
3.メンタルスピリチュアル
4.競技シラット
一口にプンチャック・シラットとくくっても、流派によって特徴が異なることもあり、一見練習を見ると全く違う武術のように感じることもあります。
私たちの流派、パンリプールは特に演武に力を入れています。
- 見せるマーシャルアーツ -
演武とは、型を披露することです。
パンリプールの演武は、シラットの連続技に音楽をつけていきます。
力強さと柔らかさも兼ねそなえた緩急、メリハリがプンチャック・シラット パンリプールの演武の魅力です。
実際にぶつかり合うことはほとんどないので、痛みやケガも少なく、初心者や女性でも安心です。
体幹を鍛え、理にかなった技を美しく見せていきます。ダイエット効果の期待も!?
(シラット演武詳細 → 目次”パンリプールとは”)
ー 映画で活躍 ー
最近映画のアクションシーンに、プンチャック・シラットを取り入れるものが増えてきました。
武術の技を力強く格好よく魅せ、リズム感を与え、躍動的に動く。
プンチャック・シラットのそのような演武を基礎にして、アクションシーンに華やぎを添えています。
演武の中でも特に、ガンダ(二人演武)が大きな影響を与えています。
現地インドネシアのプンチャック・シラット、パンリプール流派の先生方には、アクション俳優やアクション指導を行っている方も多くいらっしゃいます。
その一人、チェチェップ・アリフ・ラフマン先生(セセップ・アリフ・ラーマンとの日本語表記もあり)は日本でも公開されたアクション映画、”ザ・レイド GOKUDO”(角川映画)にも出演。松田龍平・遠藤憲一・北村 一輝と共演しています。また、2017年には映画”スター・ウオーズ フォースの覚醒” 2019年には映画”ジョン・ウィック パラべラム"にも出演しました。
2017年には日本に招聘し、東京で特別講習会を開催しました。(詳細はBlogにて)
チェチェップ・アリフ・ラフマン先生の演武はこちら
ー 活動日 ー
★パンリプール練習
日時:毎週第1、第3土曜日 15:00-17:30
場所 :スタジオワークル新宿(新宿駅徒歩7分)
月謝:4000円/月
その他必要経費:スポーツ保険 1850円/年度、道着一式 4000円
問い合わせ先:panglipurjapan@outlook.jp 浅見まで
ー 無料体験・見学受付中 ー
まだ日本ではマイナーなプンチャック・シラット。
まずはどのようなものか、たくさんの方に知って頂くため、
随時初回無料体験を行っていますので、お気軽にどうぞ。
スポーツ・武術経験の有無を問わずご参加頂けます。
< 講師プロフィール紹介 >
浅見 明子
1996年、インドネシアでプンチャック・シラットに出会い、習いはじめる。
同年、日本プンチャック・シラット協会が設立され、初期会員となる。
以後、日本代表として国際大会出場回数9回。
2014年より伝統流派パンリプール日本支部の代表となる。
インドネシアでの留学1年、仕事2年の経験あり。
現在もたびたび現地でシラット修行を行う。

パンリプール グランド・マスター アセップ先生
来日特別講習会映像
パンリプール 日本支部講師 浅見